掲載日:2017年07月01日

1867年7月26日(慶応3年6月25日)、晴天の中、早朝から才谷梅太郎と横山寛三と名乗る二人の武士が岩倉具視を訪ねてきます。この二人こそ、この年秋に行われる大政奉還の立役者である坂本龍馬と中岡慎太郎です。坂本と中岡は7月23日(6月22日)に大政奉還を基本方針とした王政復古を目標とする薩摩・土佐の盟約を成立させており、岩倉は旧宅で二人と会って、様々な話をしたと日記に記しています。歴史の舞台となった旧宅で、当時の息吹を感じてみてください。