1862年10月

10月22日(土)、石座神社で火祭りが行われます。この祭礼は松明を用いた神事で、朝神事と昼神事の2つに分かれて執り行われ、朝神事は午前2時30分から神事が行われ、3時に松明に点火、松明が燃え尽きる5時ごに大人神輿が神輿御旅所に向けて出発し、6時30分ごろに御旅所へ到着する。昼神事は14時ころに行列が御旅所を出発し、16時ころに神事が行われた後、拝殿前で岩倉踊が奉納されます。

 岩倉具視は岩倉村に移り住んですぐに石座神社へ参拝したことが日記(文久2年12月25日)にも見受けられ、しばしば参拝したと伝わります。また後には岩倉家から神社へ灯篭や田畑を寄進したと伝わっています。岩倉具視が参拝した石座神社は当施設から北へ徒歩約5分ほどのところにあります。当施設にご来場の際は是非石座神社にも立ち寄ってみてください。

1862年9月

1862(文久2)年9月9日にはに岩倉具視は、天皇の側近くで仕える職を失い、出家を命じられます。その後、霊源寺や西芳寺を経て、この岩倉の地に移り住みます。そして藤屋藤五郎宅の廃屋に住んで2年経った元治元年に、元大工の家屋を買い取って移り住んだのが、この旧宅の附属屋です。幕末当時の岩倉具視がここで何を思い、後の雄飛を夢見たかに是非思いを馳せてご覧下さいませ。

対岳文庫、展示替えのため休館のお知らせ

対岳文庫の展示替えに伴いまして、対岳文庫を一時ご利用できない日時がございます。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

日時:2016年10月18日(火)、12時~17時

岩倉具視幽棲旧宅は通常通り見学出来ます。

 

 

指定管理制度による岩倉具視幽棲旧宅運営開始について

2016年4月1日より、植彌加藤造園株式会社が国指定史跡 岩倉具視幽棲旧宅の管理運営を担う運びとなりました。お越し頂く皆さまに岩倉具視幽棲旧宅の奥深い魅力をお伝えできるよう従業員一同努力して参る所存です。お気づきの点やご不明点などございましたら、お気軽に管理事務所にお尋ねくださいませ。 

 

【指定管理者】

会社名: 植彌加藤造園株式会社

代表者 : 代表取締役社長 加藤友規

所在地 : 606-8425 京都市左京区鹿ケ谷西寺ノ前町45

電話  : 075-771-3052 FAX: 075-752-0154