岩倉具視幽棲旧宅 洛北の自然に親しむ観察会

モミジの若葉が開き始めた4月初旬、施設内の自然観察会を実施しました。岩倉の山並みにほど近い場所にある岩倉具視幽棲旧宅には、旧幕時代から存在する古木や古池に加え、昭和3年(1928)に作庭された庭園も存在し、植物や鳥類、昆虫など多様な自然がみられます。

このイベントでは、京都大学発のベンチャー企業によって開発された「いきものコレクションアプリ Biome(バイオーム)」を用いて、施設内の自然を写真撮影して同定することを試みました。

まずは参加者が各自のスマートフォンでBiomeアプリを設定し、散策開始。目に留まった植物から写真を撮影しはじめます。いきものを同定しながら、施設スタッフがその特徴や由来、別称や利用方法などを解説しました。