第22回京都ミュージアムロード参加のお知らせ

 第22回京都ミュージアムロード~巡って・学んで・楽しもう~に当施設も参加いたします。

 ミュージアムロードでは、参加施設を3箇所めぐり、スタンプを応募はがきに押して応募すると、抽選で素敵な記念品が当たります。記念品は合計69種類、587品あります。
 開催期間は1月25日(水)~3月20日(月・祝)になります。当施設にもスタンプを設置しておりますので、是非お立ち寄りください。
 詳しくは京都市内博物館施設連絡協議会(京博連)ホームページの「第22回京都ミュージアムロード~巡って・学んで・楽しもう~(スタンプラリー)」でご確認ください。

 

第22回京都ミュージアムロード~巡って・学んで・楽しもう~(スタンプラリー)

http://www.kyohakuren.jp/news/2016/12/post-34.html

 

 楽しみながら各施設を巡って、奥深い京の文化を体感してください。たくさんのご応募をお待ちしております。

各種講座のお知らせ

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岩倉具視幽棲旧宅では、下記の各種講座を開催いたします。

当館学芸員の手ほどきのもとで、歴史や古文書を勉強してみませんか。

休憩所では、無料のコーヒーやお茶のサービスも開始し、皆さんのお越しをお待ちしております。

 

 

 


 

○地域の古文書を読んでみよう(古文書講座、初級編、全7回)

地域に関わる古文書を皆さんで一緒に読みませんか。当館学芸員の手ほどきにより初歩から学んで古文書を読む技術を身につけ、昔の地域社会について一緒に学びましょう。

日時:8~3月、第3土曜、10時~11時30分

場所:岩倉具視幽棲旧宅 管理事務所 休憩室

募集人数:10名    

受講料:700円(1回分、資料代含む、別途要入園料、70歳以上入園料無料)

 ○岩倉具視の古文書を読む(全7回)

岩倉具視の古文書を皆さんで一緒に読みませんか。当館学芸員の手ほどきにより岩倉具視の人柄が分かる史料や明治維新の重要事項の史料を読みましょう。

日時:8~3月、第4土曜、10時~11時30分

場所:岩倉具視幽棲旧宅 管理事務所 休憩室

募集人数:10名    

受講料:700円(1回分、資料代含む、別途要入園料、70歳以上入園料無料)

 ○むかしの地図を歩いてみよう

地図でみる昔の地域を、現在も残っている古い道を歩いて見ることで一緒に歴史を体験してみませんか。

日時:9月10日(土)10時~12時

集合場所:岩倉具視幽棲旧宅 管理事務所 休憩室

募集人数:20名    


講座の申し込み方

岩倉具視幽棲旧宅管理事務所の窓口、電話、FAX(氏名、連絡先の記入が必要)でお申し込み下さい。

各講座の申し込み先

岩倉具視幽棲旧宅 管理事務所

住所:京都市左京区岩倉上蔵町100

 電話・FAX:075-781-7984

※お申し込みの際に、お名前と連絡先、どの講座の受講を希望されるか伺います。

 

 

 

 

 

 

 

1868年2月

 

20170201明治新政府は、大政奉還をしたとはいえ旧幕府の勢力も侮れず、また各勢力の寄り合い所帯でまだ一丸でなかったため、1868年2月2日(慶応4年1月9日)、岩倉具視によりリーダーシップを発揮できるよう、明治天皇から参議・議定に加えて副総裁の兼任を命じられます。この地で親交を深めた大久保利通をパートナーとして活躍する基盤となった旧宅を是非ご覧ください。

1862年12月

1838年12月14日(天保9年10月28日)、13歳になった岩倉具視は従五位下という官位をもらいました。この官位をもらうことは朝廷に仕える貴族としてのスタートラインに立ったという意味がありました。この後、1839年1月25日(天保9年12月11日)には元服して昇殿を許されます。この日から、想像も出来ない波乱万丈に満ちた岩倉具視の政治生活が始まります。岩倉村に幽棲し、不遇の身から後の雄飛を夢見て暮らした場所をぜひご覧ください。dscn0740

1862年11月

dsc_0050_001862年11月3日(文久2年9月12日)夜、岩倉具視の屋敷に、言われのない罪を列挙された上、「今日明日中に洛中を引き払わないと暗殺する」と書かれた投書が届けられます。身の危険を感じた具視は、非常な無念を感じつつ11月4日夜には西加茂にある霊源寺へ移り住みました。この事件をきっかけに具視は、後にこの旧宅へ移り住むことになります。無念を感じて落涙しつつ洛中を去った具視の思いを旧宅から感じてください。