1867年10月

1867年10月7日(慶応3年9月10日)
 武力倒幕に向けて薩摩藩と土佐藩の同盟「薩土盟約」を結び、中岡慎太郎は土佐藩の兵力を京都へ集結できるように板垣退助、片岡健吉らに働きかけ、いよいよその時が迫ってきました。しかし土佐藩参政・後藤象二郎は坂本龍馬らと共に大政奉還による平和裏の政権返上を働きかけることになったため、挙兵を急ぐ薩摩の西郷に不審を抱いて盟約を解消、土佐藩の兵力は大坂に留め置くことになります。薩摩・土佐の兵力結集による武力倒幕を考えていた岩倉に対し、中岡は土佐の急遽の路線変更を詫びる手紙を送ります。戦争による変革と平和裏による政権返上の、それぞれの勢力の抜きつ抜かれつの激しい競争の舞台となった旧宅を是非ご観覧下さい。

 

(お知らせ)岩倉具視の古文書を読む(全10回)について

 岩倉具視幽棲旧宅では、岩倉具視の古文書を読む講座を開催いたします。岩倉具視の古文書を皆さんで一緒に読みませんか。当館学芸員の手ほどきにより岩倉具視の人柄が分かる史料や明治維新の重要事項の史料を読みましょう。

 講座は全10回で、上級編に当たります。上級編の講座ですので、文字の読み方よりは、文字を読んだ上で内容をどのようにして把握するかを学ぶところに重点を置いています。

 内容は、当施設の特徴を生かして、岩倉具視の書いた手紙などの古文書を読んで、幕末から明治維新の激動の時代に、岩倉具視がどのようにして政治活動を行っていたか、どのような人たちと一緒に活動していたか、などを読み解いていきます。

 より深く古文書の内容を読み解くため、例えば筆跡から当時の心情を読み解く、内容からそのあて先に人物との関係性を読み解く、など多様な読み解き方を用いて解説します。

 ただ文字を読むだけではなく、当時の時代背景やそれぞれの人物同士の関係などにも解説を加え、より深く内容把握できるように解説します。

 講師は当施設学芸員が行います。講座は授業のような難しい話ではなく、テレビの時代劇と実際の当時の状態を比較しての解説など、卑近な例を用いながら解説するので、楽しみながら学べます。

 古文書から直接情報を読み取り、学芸員の解説も加えることで、時代劇のイメージとは異なる、岩倉具視の異なった側面を知ることが出来ます。逐次参加を受け付けています。全10回の途中からの参加もOKです。

開催日:4月~3月 第4土曜(8月、12月は休み)
時間:午前10時~11時30分
場所:岩倉具視幽棲旧宅 鄰雲軒・対岳文庫・事務所棟休憩室
定員:20人
料金:1回700円(別途要入場料)
申し込み方法:
 岩倉具視幽棲旧宅管理事務所の窓口、電話、FAX(氏名、連絡先の記入が必要)でお申し込み下さい。
岩倉具視幽棲旧宅 管理事務所

住所:京都市左京区岩倉上蔵町100
電話・FAX:075-781-7984

各回の予定内容

2019年4月27日(土)第1回「幕末維新の古文書を学ぶには」(終了しました)
2019年5月25日(土)第2回「岩倉具視の建白書を読む」(終了しました)
2019年6月22日(土)第3回「岩倉具視の日記を読む(1)」(終了しました)
2019年7月27日(土)第4回「岩倉具視の日記を読む(2)」(終了しました)
2019年9月28日(土)第5回「岩倉具視の和歌を読む(1)」(終了しました)
2019年10月26日(土)第6回「岩倉具視の和歌を読む(2)」(終了しました)
2019年11月23日(土)第7回「岩倉具視の幕末の手紙を読む(1)」
2020年1月25日(土)第8回「岩倉具視の幕末の手紙を読む(2)」
2020年2月22日(土)第9回「岩倉具視の明治の手紙を読む(1)」
2020年3月28日(土)第10回「岩倉具視の明治の手紙を読む(2)」

 

(お知らせ)岩倉具視幽棲旧宅 ミュージアム・トーク(全10回)について

 岩倉具視幽棲旧宅にある主屋・附属屋・繋屋や対岳文庫のしつらえや建築などについて当時の生活や風習、文化などを交えて当施設学芸員が解説します。解説の際には、しつらえの側でじっくりご見学いただけます。参加無料・事前予約も不要ですので、お気軽にぜひご参加下さい。

開催日:4月~3月 第4土曜(8月、12月は休み)
時間:13時30分~14時15分
場所:岩倉具視幽棲旧宅 鄰雲軒・対岳文庫・事務所棟休憩室
定員:15人(事前申し込み不要です。当日窓口でお申し出ください。)
料金:無料(別途要入場料)
問い合わせ先:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所
住所:京都市左京区岩倉上蔵町100
電話・FAX:075-781-7984

各回の予定内容 

2019年4月27日(土)第1回「床の間」(終了しました)
2019年5月25日(土)第2回「門」(終了しました)
2019年6月22日(土)第3回「風呂」(終了しました)
2019年7月27日(土)第4回「トイレ」(終了しました)
2019年9月28日(土)第5回「ガラス障子」(終了しました)
2019年10月26日(土)第6回「ふすま」(終了しました)
2019年11月23日(土)第7回「玄関」
2020年1月25日(土)第8回「台所」(仮)
2020年2月22日(土)第9回「対岳文庫」(仮)
2020年3月28日(土)第10回「あかり」(仮)

(お知らせ)学ぶ!作る!地域の歴史とワークショップ「おりがみのご先祖、折形を体験しよう!」について

 現在、娯楽として親しまれているおりがみにも実は歴史があり、昔は礼儀作法、教養の一つとして行われていた「折形(おりがた)」が起源になって
います。

 「折形」って何?聞いたことがない、とお思いかもしれませんが、実はあるモノとして皆さんの生活の中にもしっかり根付いているのです。
 今回はこの折形について、その歴史と文化を学びながら、おしゃれでカワイイ折形作りを体験してみましょう。どのような歴史があってどんなものがあったのか?当時どのように使用していて、現在の生活にどうつながっていくのか?また今の生活の中で、どのように使うと渡す先に喜こんでいただけるかなど、歴史と文化を学びながら行う体験学習です。

日  時:11月10日(日) ①10:00~11:30、②13:00~14:30(各回90分)
場  所:岩倉具視幽棲旧宅 対岳文庫
定  員:各回10 人
料  金:1000 円(資料代・材料代含む、別途要入場料)
講  師:重岡伸泰(岩倉具視幽棲旧宅 学芸員)、川合奈穂(植彌加藤造園 スタッフ)
お申込み:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所 電話・FAX:075-781-7984まで

 

 

 

 

 

(お知らせ)「幕末・維新の史跡を歩く」第6回について

 大変ご好評をいただいております「幕末・維新の歴史を歩く」の第6回として、今回は岡崎地域にある幕末・維新に関する史跡を歩
きます。

 京都市内が政争の中心地となった幕末維新。その舞台を当施設学芸員と一緒に歩きませんか。
 岡崎地域での様々な志士たちの活躍にかかわる史跡を中心に、よく知っている史跡の裏話やなかなか見る機会のない史跡、普段気付かないような文化財などを見学しながら現地でわかりやすく解説いたします。

日  時:10月27日(日) 10:00~12:00(少雨決行)
集合場所:京都市バス「岡崎公園美術館・平安神宮前」停留所(京都市京セラ美術館西側)
料  金:1200円(資料代、無鄰菴入場料、保険代込み)
定  員:20人
コ ー ス:平安神宮大鳥居前→吉田松陰歌碑→金戒光明寺→岡崎神社→坂本龍馬・お龍結婚式場跡→南禅寺総門→無鄰菴
お申込み:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所 電話・FAX:075-781-7984まで