(お知らせ)明治維新150年記念現地見学会「幕末・維新の歴史を歩く」第3回について

 幕末、歴史の舞台が京都へと移り、御所周辺が動乱の中心地となりました。和宮降嫁、文久政変、禁門の変、小御所会議など、岩倉具視や西郷隆盛、大久保利通など、彼らを巡る人物たちが活躍した舞台を、当施設学芸員と一緒に一緒に歩きませんか。歴史の現場でわかりやすく解説しいたします。

日時:2018年6月3日(日)10:00~12:00

コース(予定):京阪出町柳駅→大久保利通邸跡→鷹司邸跡→九条邸跡→西園寺公望邸跡→有栖川宮邸跡→蛤御門→近衛邸跡→柳原邸跡→薩摩藩邸跡→相国寺→今出川駅

講師:重岡伸泰(岩倉具視幽棲旧宅 指定管理者 植彌加藤造園株式会社 学芸員)
募集:20名(少雨決行)
参加費:1000円

申し込み方法:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所の窓口あるいは、下記の電話、FAXにてお申し込みください。

 岩倉具視幽棲旧宅管理事務所 電話 075-781-7984 FAX 075-781-7984

※京都市共催事業

 

 

 

 

 

(お知らせ)明治維新150年記念歴史講演会「岩倉具視と集う人材―山中静逸と柳の図子党―」について

 幕末の政治史に重要な位置を占める岩倉具視。岩倉村に逼塞していた間にも様々なコネクションを通じて情報収集を行い、政策立案に反映していました。山中静逸や松尾相永、藤井九成らの柳の図子党の面々も岩倉に協力していた志士たちです。彼らはどのようにして岩倉の下に集い、どのようなことに参画していたのでしょうか。岩倉具視を巡る知られざるネットワークについてご紹介いたします。

日時:2018年5月26日(土)14:30~16:00
講師:笹部昌利(京都産業大学文化学部助教)
募集:30名
参加費:1000円(別途要入場料)

申し込み方法:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所の窓口あるいは、下記の電話、FAXにてお申し込みください。

 岩倉具視幽棲旧宅管理事務所 電話 075-781-7984 FAX 075-781-7984

※京都市共催事業

 

 

 

 

(お知らせ)学ぶ!作る!食べる!地域の歴史とワークショップ「ちまきの切り絵を一緒に作ろう」について

○学ぶ!作る!食べる!地域の歴史とワークショップ「ちまきの切り絵を一緒に作ろう」

 洛北地域の人々は農業の合間に笹の葉を取って、京都市内の和菓子屋へ売却することが重要な副収入となっていました。これらの笹は、和菓子屋で粽へと姿を変えて京都市内で販売され、祇園祭や宮中儀礼に使用されるという京都の重要な伝統に係っていました。昔の洛北地域の特産品である笹を使用した粽を題材に、その歴史的なお話を聞いたり、切り絵を体験してみましょう。

 作品が完成したら、みんなで一緒に題材にした和菓子を一緒にいただきます!大人から子供まで楽しめる、学ぶ・体験する・食べるの簡単な講座です。

日時:2018年4月22日(日)13:00~15:00
講師:重岡伸泰(当施設学芸員)
   川合奈穂(植彌加藤造園株式会社スタッフ)
募集:20名
参加費:1500円

申し込み方法:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所の窓口、電話、FAXで受け付けています。

申し込み先:岩倉具視幽棲旧宅管理事務所

      電話・FAX 075-781-7984(受付時間 9:00~16:30)

※参加当日は、はさみをご持参下さい。

 

 

1862年3月

1862年3月11日(文久2年2月11日)、岩倉具視は前年の和宮降嫁の際に、将軍徳川家茂から直筆の誓書を提出させることに成功したことに対して、孝明天皇から直々にその功労を労われます。この後、和宮降嫁の是非を巡って、逼塞することになろうとは夢にも思っていませんでした。得意の絶頂から転落して、再び雄飛する日を夢見た旧宅を是非ご覧ください。

1863年2月

1863年2月1日(文久2年12月25日)、岩倉村へ岩倉具視が移り住んで約二ヶ月が過ぎるころ、やっと生活や気分も落ち着いてきたのか、外出もするようになり、この日は八所大明神、十二所大明神に朝早くから参詣しています。この二つの神社は現在の石座神社にあたります。身の危険を感じつつ、雌伏の時を過ごした岩倉具視の様子を、是非旧宅で体感してください。