掲載日:2017年11月01日

1863年2月9日、旧暦で文久2年12月21日に当たり、岩倉具視の生活も年の瀬の様相を呈してきます。この日は但馬屋長兵衛という商人が年末の請求に来たので止むを得ず面会したと日記にあります。数日後の文久2年12月25日には、不遇の過ぎる年から来る年に期待を掛けてのことでしょうか、石座神社に参詣しています。

 不遇の中、明日の希望を託して過ごした旧宅を、当時をしのんで是非御覧ください。